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基本情報技術者講座 キャッシュメモリー(Cache Memory)

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基本情報技術者講座 キャッシュメモリー

キャッシュメモリー(cache memory)は、処理装置(CPU;central processing unit)と主記憶とのデータのやり取りを高速化するためのメモリーである。CPUと主記憶の間に設置される。

CPUのアクセス速度は高速である。CPUと比べて主記憶のアクセス速度は遅い。この速度差を縮めるためにキャッシュメモリーを設置する。このためキャッシュメモリーのことを緩衝記憶装置ともいう。

主記憶から読み出されたデータをキャッシュメモリーに格納し、CPUが同じデータを読み出すとき主記憶から読み出すよりも高速に読み出すことができる。

キャッシュメモリーは複数設置されることもある。この場合、CPUに近い方から1次キャッシュ、2次キャッシュと呼ばれる。なお、キャッシュメモリーにはSRAMが使用される。

基本情報技術者講座 キャッシュメモリー確認問題

キャッシュメモリの効果として,適切なものはどれか。

初級シスアド平成16年 秋期 問1

主記憶から読み出したデータをキャッシュメモリに保持し,CPUが後で同じデータを読み出すときのデータ転送を高速に行う。
主記憶から読み出したデータをキャッシュメモリに保持し,命令を並列に処理することによって演算を高速に行う。
主記憶から読み出した命令をキャッシュメモリに保持し,キャッシュメモリ上でデコード(解読)して実行することによって演算を高速に行う。
主記憶から読み出した命令をキャッシュメモリに保持し,この命令読出しと並列に主記憶からデータをレジスタに読み出すことによってデータ転送を高速に行う。

解答と解説

解答:ア

主記憶から読み出したデータをキャッシュメモリーに格納し、CPUが同じデータにアクセスするとき主記憶よりアクセス速度が高速なキャッシュメモリーから読み出すことで、高速アクセスをおこなう。

キャッシュメモリは命令を並列に処理する装置ではない。
命令の解読(デコード)は、処理装置でおこなわれる。
キャッシュメモリは、データも命令も保持することができる。

基本情報技術者講座 キャッシュメモリーを使用した実効アクセス時間の計算

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