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基本情報技術者試験過去問題
基本情報技術者試験平成18年秋期問21から問30の問題
基本情報技術者試験平成18年秋期問21
メモリインタリーブの説明として,適切なものはどれか。
- ア
- CPUと主記憶間のアクセスを高速化するために,キャッシュメモリと主記憶の両方に同時にデータを書き込む。
- イ
- CPUと主記憶のアクセス速度の違いによるボトルネックを解消するために,高速かつ小容量のメモリを配置する。
- ウ
- 主記憶へのアクセスを高速化するために,主記憶内部を複数のバンクに分割し,各バンクを並列にアクセスする。
- エ
- パイプライン処理を乱す要因をなくすために,キャッシュメモリを命令用とデータ用の二つに分離する。
基本情報技術者試験 平成18年秋期問22
回転数が4,200回/分で,平均位置決め時間が5ミリ秒の磁気ディスク装置がある。この磁気ディスク装置の平均待ち時間は約何ミリ秒か。
- ア
- 7
- イ
- 10
- ウ
- 12
- エ
- 14
基本情報技術者試験 平成18年秋期問23
図に示すように,データを細分化して複数台の磁気ディスクに格納することを何と呼ぶか。ここで,b0〜b15はデータがビットごとにデータディスクに格納される順番を示す。
- ア
- ストライピング
- イ
- ディスクキャッシュ
- ウ
- ブロック化
- エ
- ミラーリング
基本情報技術者試験 平成18年秋期問24
シリアルATAの特徴として,適切なものはどれか。
- ア
- 1本のケーブルにマスクとスレーブの2台が接続できる。
- イ
- 内蔵ハードディスク専用の規格である。
- ウ
- 複数のポートを束ねて用いることによって高速化できる。
- エ
- ポートマルチプライヤを用いてポート数が拡張できる。
基本情報技術者試験 平成18年秋期問25
液晶ディスプレイと比較した場合,有機ELディスプレイの特徴として,適切なものはどれか。
- ア
- 視野角が狭い。
- イ
- 寿命が長い。
- ウ
- 発熱が少ない。
- エ
- 自ら発光する。
基本情報技術者試験 平成18年秋期問26
横1,600画素,縦1,200画素で,24ビットのカラー情報をもつ画像が撮影できるディジタルカメラがある。このカメラに8Mバイトの記録用メモリを使用すると,何枚の画像が記録できるか。ここで,画像は圧縮しないものとする。
- ア
- 1
- イ
- 4
- ウ
- 11
- エ
- 15
基本情報技術者試験 平成18年秋期問27
仮想記憶システムにおいて,ページ置換えアルゴリズムとしてFIFOを採用して,仮想ページ参照列1,4,2,4,1,3を3ページ枠の実記憶に割り当てて処理を行った。表の割当てステップ“3”までは,仮想ページ参照列中の最初の1,4,2をそれぞれ実記憶に割り当てた直後の実記憶ページの状態を示している。残りをすべて参照した直後の実記憶ページの状態を示す太枠部分に該当するものはどれか。
割当てステップ | 参照する仮想ページ番号 | 実記憶ページの状態 |
1 | 1 | 1 | − | − |
2 | 4 | 1 | 4 | − |
3 | 2 | 1 | 4 | 2 |
4 | 4 | | | |
5 | 1 | | | |
6 | 3 | |
- ア
- 1,4,3
- イ
- 2,3,4
- ウ
- 3,4,2
- エ
- 4,1,3
基本情報技術者試験平成18年秋期問28
入出力処理が主体のタスクをタイプA,CPU処理が主体のタスクをタイプBとする。マルチプログラミング環境で,同数のタイプAとタイプBのタスクを同時に実行する場合,システムのスループットが最も高くなることが期待できるスケジュール方式はどれか。
- ア
- タイムスライス方式のスケジューリングを採用し,タイムクウォンタムはタイプAのタスクを長くし,タイプBのタスクを短くする。
- イ
- タイムスライス方式のスケジューリングを採用し,タイムクウォンタムはタイプAのタスクを短くし,タイプBのタスクを長くする。
- ウ
- 優先度方式のスケジューリングを採用し,優先度はタイプAのタスクを高くし,タイプBのタスクを低くする。
- エ
- 優先度方式のスケジューリングを採用し,優先度はタイプAのタスクを低くし,タイプBのタスクを高くする。
基本情報技術者試験平成18年秋期問29
図はプロセスの状態と遷移を表している。a,b,cの状態の適切な組合せはどれか。
- 〔状態遷移の要因〕
-
- 実行優先度の高いほかのプロセスにCPU使用権が移された。
- CPU使用権が与えられた。
- 入出力動作の完了を待つ。
- 入出力動作が完了した。
| a | b | C |
ア | 実行可能状態 | 実行状態 | 待ち状態 |
イ | 実行可能状態 | 待ち状態 | 実行状態 |
ウ | 実行状態 | 実行可能状態 | 待ち状態 |
エ | 実行状態 | 待ち状態 | 実行可能状態 |
基本情報技術者試験平成18年秋期問30
スプーリングの説明として,適切なものはどれか。
- ア
- キーボードからの入力データを主記憶のキューにいったん保存しておく。
- イ
- システムに投入されたジョブの実行順序を,その特性や優先順位に応じて決定する。
- ウ
- 通信データを直接通信相手の装置に送らず,あらかじめ登録しておいた代理の装置に送る。
- エ
- プリンタなどの低速な装置への出力データをいったん高速な磁気ディスクに格納しておき,その後に目的の装置に出力する。
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